毎日1ガロン(約3.8リットル)の水を飲むと、身体が劇的に変化するというのを見かけた。
その行為自体が尋常でないので、それができた時点で必ず身体は変化する(笑)。その精神(気合いや意識)が身体に変化をもたらすから。
私が普段使っているグラスの7分目くらいまで水を注ぐと167mlだった。これを22杯飲む必要がある。
起きている時間を16時間だとすると、毎時1.375杯。
コーヒー、紅茶、緑茶などを含めてなら頑張れば無理ではないかもしれないが、水だけでと言われると私には無理。
汗をかくことがないから。歩かないし運動もしないし。
無理して飲もうとするとヒトはその精神的負担で神経をすり減らすから健康にはならない。
ということは、無理なく3.8リットルの水を飲めるようになるには、身体に3.8リットルの水を要求させる必要がある。
すなわち常に脱水症状の危機に近い必要がある(笑)。
どういうことかと言うと、ヒトは体重 × 30〜35ml = 1日の必要水分量と言われている。
体重50kgの人なら1.5〜1.75リットル
体重60kgの人なら1.8〜2.1リットル
体重70kgの人なら2.1〜2.45リットル
体重80kgの人なら2.4〜2.87リットル
という具合。
1日に約2.5リットルの水分が消費され、食事から約1リットル、体内で約0.3リットル生成され、飲み物で残りの約1.2リットルを補うとされている(参照)。
この飲み物で補うべき1.2リットルの3倍に値する3.8リットルを無理なく飲めるようになろうと思ったら、相当な汗をかく(=運動をする)必要がある。
補水が必要な状態。通常の発汗を超えて熱中症とか脱水症状とか。
或いはアスリートのトレーニングのように、ずっと運動しながら常に水分補給しているか。
それができるのは運動が職業=プロのアスリートか、仕事をしなくて良い運動が好きなセレブだけ(笑)。
とうことから、3.8リットルの水を飲んだから身体が変わるのではなく、そのほとんどが運動することでもたらされた効果として考えた方が合理的。
いわゆる交絡因子。
人体は極限状態になると信じられない能力を発揮するので、別に水じゃなくても「生きよう」と身体が必死で努力する状況になれば身体は変わる。
アレルギー等のアナフィラキシーショック時にエピネフリン(アドレナリン)を打つのも交感神経優位(すなわち興奮状態)にさせて身体を戦わせるため。
交感神経優位になると血管が引き締まることから(血圧上昇)、同じく鼻炎薬等にごく少量入っているベラドンナ(アルカロイド=毒)も、抗コリン効果(アセチルコリン遮断)で交感神経優位=身体を戦わせる仕組み。主な目的は血管収縮による鼻づまりの解消。
風邪薬のほとんどにカフェインが入っているのも、同様に副交感神経の働きが強まりすぎて頭痛や血圧低下を起こさないよう交感神経を優位にさせる働きがある。
ヒトは弱ると刺激(意識高い系の人達が普段避けようとしているもの)を必要とするというオモシロイ関係性が見てとれる。
だからアレはだめ、コレはダメといろんなものを避けていると、そのうちビニールハウスの野菜みたいな身体になってしまうということは言うまでもない。